スラロームとその欠陥 まとめ


ここまでスラロームという行動を定義し、その弊害を見て来た。
それをまとめる。


スラロームの定義 

スラロームとは相手に体の横を向けながら守備者と守備者の間、もしくは守備者とサイドラインの間にあるスペースへと動く行動を指す。
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スラロームの欠陥

スピードが上がりやすい
 次のプレーが不正確になる

② ポジション、体勢が苦しくなりやすい
 サイドに追われやすい
 サイドラインを向きやすい

切り返しの角度が大きくなりやすい
 自らバランスを崩しやすい
 転倒しやすい
 守備者を振り切る効果が薄い
 ファールを受けやすい
 軽いファールでプレー続行不可能になる
 自らバランスを崩すがゆえに、ファールで笛が鳴りにくい

切り返しにより自ら守備者に近づきやすい
 ボールをカットされやすい
 ファールを受けやすい

攻撃に不適切なコースを取りやすい
 時間を無駄にする
 スペースを無駄にする
 プレーに大きなスペースを必要とする
 すぐに横を向くことで自らワンサイドカットにはまる
 重要なスペースから、無駄なスペースへ動きやすい


これらは全てサッカーをプレーする上で障害となる。

次回はこの解決法を見る。


【蹴球計画】より ※この内容は蹴球計画のミラーサイトとして作成しています。詳細についてはこちら

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