スラロームの欠陥 配置とファール1
前回はスラロームが配置的にボールをカットされやすい例を見た。
ここではスラロームが配置的にファールを受けやすい例を見る。
以下の図では、赤いチームが左に攻めている。
コントロール
縦を狙うモーションを見せる。
アウトで切り返し。
ここでの問題は下の図にある。
この場合ボール保持者は守備者を縦方向、つまり青い矢印の方向に釣っている。
確かにそれは成功している。
しかし守備者の体は、これから保持者が行く方向に残ってる。
配置そのものが相手に近づくものであることがわかる。
以前、スラロームは自らバランスを崩すため軽い接触で倒れやすい、すなわちファールに弱いことを見た。
スラロームは配置、バランス的にファールを受けやすく、ファールに弱いことがわかる。
同様のことが二人の守備者を相手にする場合にも言える。