やや浮いて横から来るボールの止め方1
前回は引く動作でやや浮いたボールをコントロールする場合、問題が多く存在することを見た。
ここでは別の止め方を見る。
右サイドから低いクロスが出る。
一度地面に跳ねる。
緩衝の様子は以下に見られる。
爪先が外側に旋回している。
このような小さな動きのみでコントロール可能であることは、以前にも見た。
(参考:1、2、3)
ここでも同じ原理が用いられている。
この例で注目すべきは、守備者と接触した状態でコントロールが行われていることである。
軽くジャンプして横に入ってくる相手を上から抑えると同時に、相手から遠い方の足の力を抜き受動的な接触によりボールを止めている。
一般的に横から当たってくる相手に対しては上から下、もしくは下から上に力を加えると容易に勝つことができる。
また上から下に動くことで、自らの体勢の乱れを防ぐことができる。
片足で立ち足を引く動作は原理的に接触に弱いが、このコントロールはそのような弱点を持たないことを見ることができる。
次にやや浮いたボールを別の動きで扱う例を見る。
【蹴球計画】より ※この内容は蹴球計画のミラーサイトとして作成しています。詳細についてはこちら。