2008/06/19 ユーロ2008 準々決勝 (1)
ポルトガル 2-3 ドイツ
監督 ルイス・フェリペ・スコラーリ
フォーメーション 1-4-1-4-1
「ドイツがポルトガル相手に3得点」
「準決勝進出を決めた」
「先発はこう」
「ドイツは1-4-2-3-1のような形に改めた」
「バラックがプティのマークに上がると、1-4-4-2のようにも見える」
「話は違うけど、6番のロルフェスは実に良い選手やで」
「とりあえず得点と選手、システムの変化だけを追いかけてみる」
「22分にドイツ先制」
「ポドルスキーが左を縦に抜けてクロス、中でシュバインシュタイガーが合わせる」
「26分に追加点」
「フリーキックからクローゼ」
「それは後ほど詳しく見るとして」
「31分にモウティーニョが怪我で交代」
「メイレレスが入る」
「前半も終わりに近づくと、左のクリスティアーノ・ロナウドが戻らなくなる」
「監督の指示かどうかは定かではないが、2点負けていることを考えるとこうやりたくなる」
「ここで面白いのはポルトガルのボールの流れで薄い左サイドでボールを取り返し、ロングボールを使わずにつないでいくと自然と右に流れる」
「前線ではクリスティアーノ・ロナウドが左にいるのでそこにつながると、ちょうどディフェンスを右に振って左に振る形になる」
「これはなかなか面白い現象やな」
「これが後半、1-4-4-2に組んでからは、あまり見られなくなったことも興味深い」
「この試合では、下の図の右側での勝負が面白かった」
「ラーム対シモン、ポドルスキー対ボジングワか」
「まずラーム対シモンは、ボールを持った方が不利」
「ドリブルで仕掛けようとするシモンを、ラームは完全に抑えた」
「全く抜かせへんかったな」
「動きを見てるとフェイントが全部読まれるみたいやからな」
「ちなみラームはボジングワに対しても抜かせなかった」
「何度か縦にスピードを勝負を挑んできたが止めた」
「彼の活躍は実に大きかった」
「ただ逆にラームが上がってシモンにマークされる形になると、これまた何もできなかったけどな」
「面白い相性やな」
「ポドルスキー対ボジングワはその反対で、ディフェンスに回った方が何もできない」
「ボジングワはポドルスキーのボールを取ることができないし、逆もまたしかりやな」
「実はドイツの一点目は、ボジングワがポドルスキーに対して不用意に飛び込んだのが発端だった」
「ワンツーで置いていかれた場面やな」
「それに彼は逆サイドからのクロスに対する応対もまずく、守備面で問題が多いわけや」
「そうやな」
「チェルシーが買ったらしいが、はたして上手くやっていけるのかどうか不安にならんかね」
「どうなんやろな」
「来シーズン、注目して見たいところではある」
「何にせよ、前半はポルトガルが一点を返して終わった」
「40分にヌーノ・ゴメス」
「この得点は技術というか読みの部分で非常に興味深かったので、次でそのあたりを詳しく見てみようかと」
「続きは」