選考理由(2024)



がちゃ


GK

川島 永嗣(磐田)

埼スタでの浦和戦にて、大畑のシュートを止めたセーブはすごすぎ。アウェイセレッソ戦でのPKストップも痺れた。近年減ってきたクラシカルなタイプのGK、渋くて好きです


DF

綱島 悠斗(東京V)

国士舘大時代に見て凄まじいインパクトを受けた選手がようやく主力として台頭してきた。個人的には大型ボランチとしてロマンを追いかけてほしいが、
サイズとスキルを考えると3バックの右で定位置をつかんだのは納得


中野 就斗(広島)

広島では右WBとして名前を売ってきたが、「あなた元々4バックのCBでしたよね…?」の人。今季はついにCBも解禁してすんなりフィットした上、攻撃面での貢献度も高いのはすごい


広瀬 陸斗(神戸)

2023年の本多に続き、ケガ人らの穴を埋めてチーム力を引き上げた1人。本職ではないWGのポジションでも“神戸の基準”を保ちながら自分なりの特徴を出した。縁の下の力持ち


ンドカ・ボニフェイス(横浜FC)

数試合しか見ていないが、見た試合はすべて別格のパフォーマンス。J2の規格には収まっていないレベルだと思ったので、来季二度目となるJ1でどれだけやってくれるか楽しみ


MF

サミュエル・グスタフソン(浦和)

今季見ていて一番楽しかった選手。ポジションの取り方、パスのさばき方など1つのプレーが勉強になった。まだまだJリーグで見たい


山田 大記(磐田)

第37節のFC東京戦で見せたPKのインパクトがすごかった。勝たなければ降格が決まる試合の終了間際、右足で蹴る助走をとりながら実際は左足で蹴って決める。得意な形ではあったらしいが、
あの場面であれができるメンタルと技術は引退する選手とは思えない。お疲れ様でした


持井 響太(沼津)

沼津の試合を見たときに一番印象に残った選手。中盤で受けてから前を向いて運び出し、攻撃を加速させる役割が素晴らしかった。来季はJ2で見られるということで期待


砂押 大翔(帝京高)

レフティーのゲームメーカー。グティのような滑らかに地を這うスルーパスや、柏木陽介のような優しくきれいな浮き球のパスを出していた。こういう魔術師系の選手、最高です


FW

鈴木 章斗(湘南)

阪南大高時代に見たときは「次世代の大迫がいる」と思っていた。当時からプレースタイルの印象は変わったが、湘南のやり方に順応して広く動きながら点を取れるようになったのは興味深い
良い感じのキャリアになってきましたね


小森 飛絢(千葉)

右足、左足、頭。ワンタッチ、切り返し、こぼれ球プッシュなど、小森ほどありとあらゆるフィニッシュパターンを持っている選手はJ1でもいないのでは?佐藤寿人のような準備の質の高さに加えて、
目の前のマーカーを外すスキルも一級品


監督

城福 浩(東京V)

開幕前の予想を良い意味で大きく裏切ったという点で選出。開幕から終了間際での失点によってあれだけ勝点を落としたところからのスタートで6位フィニッシュは見事としか言いようがない


クラブ

いわきFC

「いわきと言えばフィジカル」というイメージが先行していると思うが、今季は保持における戦術的な面も色付けされていた印象で非常に面白かった
オフに主力がごっそり抜かれていることを考慮すると、1年を通じてほぼほぼ一桁順位をキープしたのは大健闘でしょう。サッカー面のブランディングもかなり良い感じですね


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