コントロールの全体 緊張の緩和


前回は、コントロールにおいて体を浮かせる動作が多く使われることを見た。
浮くことはいくつかの効果をもたらす。

ここでは緊張の緩和を生むことについて見る。

コントロールにおいて、接触面が受動的に変形することは極めて重要であった。
inictrl_09.jpg
inictrl_11.jpg
inictrl_13.jpg
inictrl_15.jpg
inictrl_17.jpg
足先が外にねじれる動きが見られる。

この動きは強い緩衝作用を持っている。

類似した動きは他のコントロールでも見られた。
control02_19.jpg
control02_21.jpg
control02_23.jpg
control02_25.jpg
hbctrl17_23.jpg
hbctrl17_25.jpg
hbctrl17_27.jpg

(画像出展:www.youtube.com/watch?v=ir2voHcPvbU ※非公開 Zinedine ZIDANE trapping compilation - christinayan - 1:30~)


trival1_39.jpg
trival1_41.jpg
trival1_43.jpg
hbctrl06_49.jpg
hbctrl06_51.jpg
hbctrl06_53.jpg
様々な状況で縦方向、横方向への接触部分の変形が見られる。
このような変形がおこるためには、接触部分周囲の筋肉に緊張が存在しない方が良い。

浮く動作はその目的に適している。

一般に人間は緊張をほぐす時に軽く跳ねる。
これは浮いて落ちることが、筋肉の緊張を緩和するためであると考えられる。

浮くことにより緊張が緩和され、接触部分が開放された状態になる。
そこにボールが当たることにより、受動的な変形がよく引き起こされる。

これはボールコントロールに大きく寄与する。

次に浮くことにより、体全体の移動が可能になる点を見る。


【蹴球計画】より ※この内容は蹴球計画のミラーサイトとして作成しています。詳細についてはこちら

[ 前の項目へ | 選択に戻る | 次の項目へ ]