コントロールの全体 体を浮かせること
コントロールにおいて、体を浮かせながらボールに触ることは本質的に重要である。
浮かせるとはどうのような動作かをはっきりさせるため、体を浮かせないコントロールとの比較を行う。
最初に体を浮かせないコントロールを見る。
これは浮かせない例である。
ボールの接触前後においてボールに触れない方の足が、地面にべったりとついた状態で行われている。
体を浮かせた状態でのコントロールとは次のようなものである。
地面につけていた足を浮かせながらボールに触る様子がわかる。
この浮く動きは、これまでに見た他のコントロールにも見られる。
これもかかとを浮かせながらボールに触れている。
軽く浮いた状態でボールに触れる様子がはっきりとわかる。
このプレーは明快に浮いた状態でボールに触れている
相手を抑えながら浮いた状態でコントロールしている。
ここでは上に踏み切る様子がわかる。
かかとを浮かせる様子がわかる。
(画像出展:Zinedine Zidane - Trick and Skills with Zizou ball Control - 0:44)
コントロール前に踏み切り体を浮かせている。
以上のようにコントロールにおては、ボールの高さによらず体を浮かせる動作が見られる。
浮く動作は高いボールに対しては見られるが、地面にあるボールに対しては見られないといったものではない。
コントロール一般に見られる動きである。
この浮く動作はいくつかの効果をもたらす。
次に浮くことが緊張の緩和を生むことを見る。
【蹴球計画】より ※この内容は蹴球計画のミラーサイトとして作成しています。詳細についてはこちら。