ルックアップ 最初のまとめ
これまでに見たルックアップについてまとめる。
まず人から人へボールが移動する間に他の場所を見る。
次にコントロールとキックの間で他の場所を見る。
接触と接触の間で見ると言う点で、ドリブルに対しても同様に行われる。
その後、自分にパスが来る間に別の場所を見る。
そして自分がパスを出した後、別の場所を見る。
全体の流れは以下のようである。
まとめると次のようである。
ボールが動いている場合は、その途中で周囲を見る。
他の選手とボールが接触する場合は、ボールを見る。
こうなるべき理由を考える。
この場合、接触においてボールを見ている。
これはボールに接触するまで、次のプレーがどのように展開されるかわからないためであると考えられる。
最初の動きは次のようであった。
以上の流れにおいて次の瞬間、ドリブルが継続されるのか、アウトでパスを出すのか断言することはできない。
このためボール保持者を見る必要が生じる。
もしドリブルが継続されるのであれば、それをフォローする。
もしパスが来れば、それに合わせて動く。
もしミスが起きれば、守備に入る。
接触によってボールの動く向き、速さが変わる可能性があり、それにより状況が大きく変わる可能性がある。
これが他の選手がボールと接触する時に、ボール方向を見ざるを得ない理由であると考えられる。
この流れでボールを止めるのか弾いてパスを出すのか、完全に予測することは不可能である。
このため、接触で何が起こるか見る必要が生じる。
接触における不可測性がボールを見る要因であると言える。
接触の時にボールを見る。
接触と接触の間で周囲を見る。
これが、他の選手がボールを持っている時の基本となる。
次に自分がボールと接触する際のルックアップについて見る。
【蹴球計画】より ※この内容は蹴球計画のミラーサイトとして作成しています。詳細についてはこちら。