楔型インステップキックにおける爪先問題
以下に楔型でインパクトにおいて、蹴り足の爪先で地面を蹴らぬ理由を見る。
楔型一般のキックイメージはこちらか、目次より参照されたい。
軸足から体は縦、蹴り足が傾斜
体全体が傾斜
軸足から体は縦、蹴り足は傾斜し膝が屈曲
中央の図において腿の示す線と、踵上部の示す線を延長する。
インパクトにおいて、蹴り足の膝が曲がっていることがわかる。
体は縦、軸足蹴り足ともに傾斜
以下はフリーキックにおける動作である。
以上の要素が複合し、爪先が地面を蹴らないものと考えられる。
次に足がボールを捕らえる場所について見る。
インステップとインサイド
はじめまして、すばらしい技術解説ですね。(こんなに写真もいっぱいで、ビックリです)
実は、ymhonoiさんのブログにインサイドキックとシュートについて、コメントしたところ、是非こちらに書き込んで欲しいとご依頼がありまして、
インサイドキックの問題と、インステップについて、殆ど同じことを記載してらして、やっぱり同じことを心配する人が居るんだなあと、共感しきりです。
確かに、こちらに記載した方が写真も解説もありわかりやすいかと思ったもので、失礼かなと思いつつ、転記させていただきます。
---------
私も日本のパススピードと、その質について以前から心配していました。どうしてこうなんだろうと。
遅い、不正確、ハネる。トラップし辛い。結果、振り向けない、チェックを受けやすい。
これはすべて、インサイドキックを間違っているからだ。と思ったのです。
で、ほぼ、こちらに記載してあることと同じ事を思い、簡単にその蹴り方ができることに気が付きました。
ヨーロッパの選手は何をやっているか?
それは、速い、ハネない、受け取りやすいパスを出す。
そのために、ボールに回転をかけて、蹴っているのです。
回転をかけると、芝をかむように転がります。結果、スピードが落ちます。
速さのためには、空中を飛ばします。跳ねてはいけないので、低く飛ばします。
以下、ymhonoiさんのブログにコメントしたものと、ほぼ同じものを転記します。(一部加筆しています)
(角度などは、こちらの写真はとてもわかりやすいので、参考になさると良いと思います)
このパスが出来れば、シュートも出来ます。(ほぼ同じ)
--
蹴り方(パス)
--
○ボールに「横回転」(少しナナメ)をかけて蹴る。
○受け手までの距離の、半分を「空中を低く飛ばす」
↑(半分だけ転がす)
-----
これだけです。(^^;
わかりやすい例として、
リバプール、や、バイエルンミュンヘン、のパスが参考になるかも知れません。
彼らは、短いパスでも、丁寧に、同じように蹴ってます。
(パスでわかりやすいのは、リバプールとバイエルンミュンヘン。中盤のパスがわかりやすい)
(バイエルンは前線のショートパスでも、これをやってます。なんと丁寧な(@@))
--
回転をかける足の角度のせいで、結果、体の正面からみて、ナナメにボールは飛んで行きます。
コレが、良い、インサイドキックです。
(速い、跳ねない、手前でスピードが落ちる)
--
この、蹴り方と殆どいっしょのシュートがあります。
日本人にはインステップに見えるが、インタビューすると、ブラジル人は「インサイドで蹴った」と答える。そんなシュートです。
---
すごく簡単に、単純にいいますと。
---
蹴り方(シュート)
---
ヨーロッパサッカーなどをTVで観ると、スパッと決まるシュートをよく観ます。
あれは実は、「インステップキック」では、ありません。
多くの場合、「インサイドキック」の場合が多いのです。
(ご存知の方も多いとは、思うのですが、もっと精度を上げて欲しいので、あえて書きます)
ヨーロッパでも殆どのゴールはこの、速いインサイドキックで決まっています。
インステップキックに見えるのは、偶然そう見えるだけ、なのですね。
---
見分け方は簡単です。
体の正面(からアウトぎみに)に飛んでいくのが、インステップキック。
体の正面から、内側にナナメに跳んでいくのが、インサイドキックです。
(ほんのわずかでも内側に飛べば、それはインサイドキックです)
なので、殆どの「決まるシュート」は、実はインサイドキックなんですよね。
(蹴る方としては、明確に違う感触があるはずです)
---
で、その、速いインサイドキック。(インステップのように見えるインサイドキック)の蹴り方なんですが、これが驚くほど簡単です。
---
蹴り方は先ほどの、横回転をかけたパス」と同じです。
同じ振り、同じタイミングで、 強く蹴るだけ。です。
ただ、「つま先を少し逃がせばいい」だけです。
殆ど、同じ感覚で蹴ります。当たる所もほぼ同じ。
(シュートの場合は、つま先付近を、あまり当てない。だけ)
足首の力を抜けば、自然とそうなるのかも知れません。
昔、インタビューアーがジーコに、どうやってシュートを打つのか?と聴いた時、ジーコは暫く考えた後に「足首の力を抜いて蹴る」と答えたのですが、
インタビューアーは、冗談だと思ったらしく、ヘラヘラと薄ら笑いをしてました。
(それもそのはず、日本では、足首を固めて蹴れと教わるからです)(TT)
ジーコの真意はわかりませんが、力を抜いた方がつま先辺りの干渉が減る。ということかも知れません。(つま先を逃がせば良いだけなんですが)
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ヨーロッパサッカーを観る時、ボールの出る方向と、回転を見ると、パスもシュートも、わかりやすいと思います。
---
是非、日本中で練習してもらいたいものです(TT)
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こちらの、すばらしい記事を理解するのに、少しでも参考になればと思います。
同じ事を、別角度で言っています。やっぱり、この技術は必要ですよねー。
長くなってしまいました。そして、突然お邪魔しまして、スイマセンm(__)m
未来の日本代表に、是非とも身につけてもらいたいですね。(^^
2010/05/27 17:02 - フェイントシュート
はじめまして、すばらしい技術解説ですね。(こんなに写真もいっぱいで、ビックリです)
実は、ymhonoiさんのブログにインサイドキックとシュートについて、コメントしたところ、是非こちらに書き込んで欲しいとご依頼がありまして、
インサイドキックの問題と、インステップについて、殆ど同じことを記載してらして、やっぱり同じことを心配する人が居るんだなあと、共感しきりです。
確かに、こちらに記載した方が写真も解説もありわかりやすいかと思ったもので、失礼かなと思いつつ、転記させていただきます。
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私も日本のパススピードと、その質について以前から心配していました。どうしてこうなんだろうと。
遅い、不正確、ハネる。トラップし辛い。結果、振り向けない、チェックを受けやすい。
これはすべて、インサイドキックを間違っているからだ。と思ったのです。
で、ほぼ、こちらに記載してあることと同じ事を思い、簡単にその蹴り方ができることに気が付きました。
ヨーロッパの選手は何をやっているか?
それは、速い、ハネない、受け取りやすいパスを出す。
そのために、ボールに回転をかけて、蹴っているのです。
回転をかけると、芝をかむように転がります。結果、スピードが落ちます。
速さのためには、空中を飛ばします。跳ねてはいけないので、低く飛ばします。
以下、ymhonoiさんのブログにコメントしたものと、ほぼ同じものを転記します。(一部加筆しています)
(角度などは、こちらの写真はとてもわかりやすいので、参考になさると良いと思います)
このパスが出来れば、シュートも出来ます。(ほぼ同じ)
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蹴り方(パス)
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○ボールに「横回転」(少しナナメ)をかけて蹴る。
○受け手までの距離の、半分を「空中を低く飛ばす」
↑(半分だけ転がす)
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これだけです。(^^;
わかりやすい例として、
リバプール、や、バイエルンミュンヘン、のパスが参考になるかも知れません。
彼らは、短いパスでも、丁寧に、同じように蹴ってます。
(パスでわかりやすいのは、リバプールとバイエルンミュンヘン。中盤のパスがわかりやすい)
(バイエルンは前線のショートパスでも、これをやってます。なんと丁寧な(@@))
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回転をかける足の角度のせいで、結果、体の正面からみて、ナナメにボールは飛んで行きます。
コレが、良い、インサイドキックです。
(速い、跳ねない、手前でスピードが落ちる)
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この、蹴り方と殆どいっしょのシュートがあります。
日本人にはインステップに見えるが、インタビューすると、ブラジル人は「インサイドで蹴った」と答える。そんなシュートです。
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すごく簡単に、単純にいいますと。
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蹴り方(シュート)
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ヨーロッパサッカーなどをTVで観ると、スパッと決まるシュートをよく観ます。
あれは実は、「インステップキック」では、ありません。
多くの場合、「インサイドキック」の場合が多いのです。
(ご存知の方も多いとは、思うのですが、もっと精度を上げて欲しいので、あえて書きます)
ヨーロッパでも殆どのゴールはこの、速いインサイドキックで決まっています。
インステップキックに見えるのは、偶然そう見えるだけ、なのですね。
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見分け方は簡単です。
体の正面(からアウトぎみに)に飛んでいくのが、インステップキック。
体の正面から、内側にナナメに跳んでいくのが、インサイドキックです。
(ほんのわずかでも内側に飛べば、それはインサイドキックです)
なので、殆どの「決まるシュート」は、実はインサイドキックなんですよね。
(蹴る方としては、明確に違う感触があるはずです)
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で、その、速いインサイドキック。(インステップのように見えるインサイドキック)の蹴り方なんですが、これが驚くほど簡単です。
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蹴り方は先ほどの、横回転をかけたパス」と同じです。
同じ振り、同じタイミングで、 強く蹴るだけ。です。
ただ、「つま先を少し逃がせばいい」だけです。
殆ど、同じ感覚で蹴ります。当たる所もほぼ同じ。
(シュートの場合は、つま先付近を、あまり当てない。だけ)
足首の力を抜けば、自然とそうなるのかも知れません。
昔、インタビューアーがジーコに、どうやってシュートを打つのか?と聴いた時、ジーコは暫く考えた後に「足首の力を抜いて蹴る」と答えたのですが、
インタビューアーは、冗談だと思ったらしく、ヘラヘラと薄ら笑いをしてました。
(それもそのはず、日本では、足首を固めて蹴れと教わるからです)(TT)
ジーコの真意はわかりませんが、力を抜いた方がつま先辺りの干渉が減る。ということかも知れません。(つま先を逃がせば良いだけなんですが)
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ヨーロッパサッカーを観る時、ボールの出る方向と、回転を見ると、パスもシュートも、わかりやすいと思います。
---
是非、日本中で練習してもらいたいものです(TT)
---------
こちらの、すばらしい記事を理解するのに、少しでも参考になればと思います。
同じ事を、別角度で言っています。やっぱり、この技術は必要ですよねー。
長くなってしまいました。そして、突然お邪魔しまして、スイマセンm(__)m
未来の日本代表に、是非とも身につけてもらいたいですね。(^^
2010/05/27 17:02 - フェイントシュート
Re:インステップとインサイド
まず、「正しいインサイドとは」で見た蹴り方では横回転をかけません。
横回転がかかるのは、キックミスをした時です。
また、半分の場所バウンドさせる、という意識も一般的には必要ありません。
以上のことから、一つの蹴り方を別の角度から見たと言うよりは、二つの異なる蹴り方だと思います。
インステップとインサイドの変換については、こちらでやや詳しく見ています。
よろしければご覧下さい。
2010/06/29 21:01 - studio fullerene C60
まず、「正しいインサイドとは」で見た蹴り方では横回転をかけません。
横回転がかかるのは、キックミスをした時です。
また、半分の場所バウンドさせる、という意識も一般的には必要ありません。
以上のことから、一つの蹴り方を別の角度から見たと言うよりは、二つの異なる蹴り方だと思います。
インステップとインサイドの変換については、こちらでやや詳しく見ています。
よろしければご覧下さい。
2010/06/29 21:01 - studio fullerene C60
【蹴球計画】より ※この内容は蹴球計画のミラーサイトとして作成しています。詳細についてはこちら。