楔型のインステップキック(クリスティアーノ・ロナウド)
ここではクリスティアーノ・ロナウドのインステップキックと、一般によく行われるそれの差異を述べる。
結論は以下のようになる。
クリスティアーノ・ロナウドのインステップ
縦に潰れるように反りを作り、上半身をほとんど引かない。
そこから肋骨下側を急激に折りキック後は上へ跳ねる。
よく見られるインステップ
上半身、下半身で弓状に反る。
反りを逆にするように全体を動かす。
比較
前者は上から下への動きが強調され、後者は横への動きが強調される。
前者は以下の特徴を持つ。
・歩行からの接続が自然である
・小さな動きで打つことができる
・小さなスペースから打つことができる
・シュートにタイミングを合わせづらい
・地表面の影響を受けにくい
これらを具体的に見る。
画面右、最も上の選手がボールを持っている。
以下において、上半身を後ろに反る動作がほとんど見られない。
ここから肋骨の後ろが飛び出すように動き、体内にアーチができる。
フォロースルーにおいて飛び上がる。
次にキーパーの反応を見る。
下の踏み込み開始図においてディフェンダーはボールの横におり、キーパーの視界はさえぎられていない。
インパクト直後
以下、キーパーの沈み込みが終わるタイミングに注目されたい。
沈み込み終了
左へ反応
キーパーの沈み込みが終了した時点で、ボールとの距離が近い。
つまりキーパーは、シュートにタイミングを合わせきれていない。
モーションの拡大図は以下のようになる。
後方より
次にこれと比較するために、一般的と思われるインステップを見る。
無題
シャビは正しいインサイドキックを蹴った後、軽くジャンプをしているように見えます。
上の記事の「楔型」を正しいインサイドキックと複合するといいんじゃないでしょうか?
2012/01/19 19:57 - カットイン
シャビは正しいインサイドキックを蹴った後、軽くジャンプをしているように見えます。
上の記事の「楔型」を正しいインサイドキックと複合するといいんじゃないでしょうか?
2012/01/19 19:57 - カットイン
【蹴球計画】より ※この内容は蹴球計画のミラーサイトとして作成しています。詳細についてはこちら。