2008/12/07 リーガ・エスパニョーラ 14節
レアル・マドリー 3-4 セビージャ
監督 ベルント・シュスター
フォーメーション 1-4-1-2-3
「さて」
「マドリーはまたも負けた」
「最近、目立ってしょうがないな」
「何がや」
「マドリーの弱さがや」
「別に集団としては、優勝した去年と何が違うわけでもないねんけどな」
「そうやけどバルサと対戦した次の週に、同じ相手がマドリーとやるやろ」
「そういう日程らしいな」
「バルサにやられたチームが、マドリーに勝つもんだからその差が際立ってしょうがない」
「まあ、そうかもわからん」
「先発は下の通り」
「この試合で目立ったのはロベンやな」
「攻撃でボールを前に運び、エリア近くでは相手を一瞬で抜きさる」
「おまけに最後は退場」
「それが別に酷い反則をしたわけでもなんでもなく、味方へのファールを審判に抗議した結果、二枚目のイエローをもらった」
「イグアインが引っ張られたのを大アピールしてしまったわけやな」
「瞬間的に見境がなくなるのが天才的やな」
「マドリーは途中まで1-3で負けていて、後半頑張って3-3まで返した」
「あの辺りはマドリーらしかったな」
「真の負けず嫌いというか、追い詰められた時の根性はさすがやな」
「負傷者多いとかチームの構成が悪いとか、中盤以降の守備がボロボロだとか、様々な問題をさて置いて本当に気合だけで点を取ってしまえる」
「崖っぷちに立った時の理屈を越えた反発力と、目の前ににんじんがぶら下がった時の強さというのは、マドリーの根底にある魂のようなものではある」
「バルサとマドリーの大きな差はその辺やな」
「バルサは、あそこまでのガツガツしたプレーや意地の汚さというのは見せず綺麗に戦う」
「それは良いのだが」
「その必殺技をもってしても勝てなかった」
「重症やな」
「ロベンの退場までは良い気配やったんやけどな」
「そのロベンなんやけどな」
「なんや」
「何であそこまで自分で決めたがるんやろ」
「それは謎やな」
「例えば下の形で全部シュートに行く」
「右サイドから中に切れ込んだらとにかくシュート」
「縦に抜けて角度がなくなってもシュート」
「まあシュートまで行けなくて悩むチームの方が多いから、それはそれでいいのかもわからん」
「それにしても程度っちゅうもんがあるやろ」
「どうやろ」
「ロビーニョだと抜いて中にさばいて、もう一度縦に抜けるといった形で色々やっていた」
「最近思うのは、個人の力でリーガは取れるもんだということやな」
「なんや唐突に」
「結局、去年との差はロビーニョとファン・ニステルローイで、その2人が居るか居ないかで今か昔かの差が出てるだけやろ」
「また極論をおっしゃる」
「マドリーは前線の一発芸で勝つ試合を一年続けていたわけで、そこから2人抜けたらそりゃ難しいで」
「近頃、慌ててフォワードを買ったらしいけどな」
「らしいな」
「クリスマス前に努力してるポーズだけでも見せんと、批判をかわしきれないからやろうけどな」
「今日はえらいぐちっぽいな」
「気のせいやろ」
いつも楽しみに見ています!次はいよいよクラシコですね!シェスター解任されちゃいましたが。。。
初陣のラモスがどう戦うのか楽しみです!更新待ってまーす!
2008/12/10 17:58 - ザシ
コメントありがとうございます。
最近、インサイドについて考える日々が続いており、返信、更新、
ともに滞りがちです。
ご容赦いただければと思います。
これからも、楽しみにしていただける内容を心がけますので、
よろしくお願いします。
2008/12/20 05:21 - studio fullerene C60
【蹴球計画】より ※この内容は蹴球計画のミラーサイトとして作成しています。詳細についてはこちら。