2014/06/15 ワールドカップ2014 Group League
コートジボワール 2-1 日本
監督 アルベルト・ザッケローニ
フォーメーション 1-4-2-3-1
「さて」
「めでたくワールドカップも始まり」
「スペインはオランダに5点取られ」
「ポルトガルはドイツに4点取られ」
「イベリア半島が花火にされてしまった今日この頃」
「皆様いかがお過ごしでしょうか」
「本日はコートジボワール対日本などをお送りしようかと」
「だいぶ時代遅れな話題やけどな」
「それは言わない約束でひとつ」
「試合自体は2-1で日本は負けた」
「それはそれとして、パスについてずいぶんと気になった試合だった」
「気になったかね」
「例えばこういうのがある」
27:41
「これはかなりのミスパスやな」
「ボールを受ける前の状態はこんな感じや」
「ふむ」
「ボールを触る時はこう」
「だからどうした」
「少なくとも相手からひどいプレッシャーを受けてはいない」
「それでミスったからいかんと言いたいのか」
「いかんというか、そこから取られて危ない状況になったのでは割に合わんのちゃうかね」
「まあ、そこで相手がボケてくれたから大丈夫やってんけどな」
「そうやけどな」
「でも、こういうミスなら一試合に一度はあるのと違うか」
「そうかもしれんが、相手に直接パスするシーンもようけあったで」
05:19
「びしっとストライクやな」
「そして次はこれ」
32:43
「これも相手にパスしたことになるのか」
「そもそも全く味方に合ってない」
「パスカットされたのとは違うのか」
「相手が努力してボールを奪うのがパスカット、そんなに努力してないのにボールが勝手にやってくるのが相手へのパス」
「努力の差なのか」
「いかにも」
「厳しい世界やな」
「さらに次」
56:39
「これはなかなか」
「さらにもう一つ」
88:25
「これもかなりのストライク」
「実にたくさん相手にパスをしている」
「たくさんいうても4つやで」
「1試合で4つは多過ぎちゃうかね」
「そうなんやろか」
「少なくともコートジボワールは1つだけやで」
「これはひどい」
「イッツオウフルとか言われるやつやな」
「意味不明な英語とかいらんから」
「相手に直接パスを出すというのはゼロを目指すもので、それが4つもあるというのは多過ぎる」
「まあ相手は努力しなくてもボールを回収できるからおいしい話ではあるな」
「ちなみにパスカットはパスカットで沢山ある」
「最初にびっくりしたのはこれ」
21:48
「ぴったり取られている」
「これは非常に良い形でボールを奪った直後だっただけに痛かった」
「続いてこれ」
24:31
「ナイスカットと言わざるをえない」
「ほんで次はオレンジの最終ライン、画面の上から2番目の選手に注目なんやけどな」
33:31
「待ってました、いう感じやな」
「ここにパスが来ると、よほどわかっていたように見える」
「さらにこれ」
39:23
「これもジャストタイミング」
「やっぱり完全に読まれている」
59:49
「ここも相手が先か」
「パスカットの中で、これだけは少し高度な間違いという気がする」
「そして再び次のようなものが」
「画面一番右のオレンジの選手に注目やな」
68:41
「これもだいぶ待ってました感に溢れとるな」
「さっきがこう」
「今回がこう」
「センターバックが空振ると酷いことになるから、よほど自信がないとこのプレーはできない」
「相手のパスを読める、逆に相手のパスが読みやすいという話になる」
「ここでの蹴り方を見てみる」
「この蹴り方はよほど読みやすいし、スタートが切りやすいらしい」
「パター型かね」
「無理やり拡大しているのであれだが、パター系の蹴り方に見える」
「ちなみに次のパスカットもかなり読まれている」
77:47
「パスの距離自体はかなり短い」
「それなのに通らない」
「これの原因は多分わかる」
「ほう」
「体の正面は別方向に向けているんだけど足や腰の旋回が早過ぎて、そこからパス方向がバレるパターンだと考えられる」
「そうなんか」
「体の向きでフェイントをかけている予定なんだけど、それが仇となってパススピードが落ちてやられる」
「ほな次はどうや」
86:37
「これはパスの方向とスピードが悪かったとしか」
「そんなことは誰でも言えるやろ」
「そう言われてもだな」
「頼りにならんやっちゃで」
「取り敢えず、パスカットに関してはこれで全部」
「全部で8個か」
「多くないか」
「多いかね」
「パスというのはこんなに沢山カットされるもんではないと思う」
「ちなみにコートジボワールは何個や」
「多分4つ」
「ほんまか」
「25分59秒に長谷部が頭でカットしたやつ、29分06秒に香川がスライディングでカットしたやつ、39分38秒に長谷部が読み勝ちでカットしたやつ、
88分10秒に内田が読み切ったあげくヘディングで味方につないだやつ合計4個のはずや」
「それが本当なら日本は2倍か」
「やっぱり多いで」
「その辺はもうちょっと統計データを出してもらわんと」
「最初に見たパスミス、次に見た相手にパスをしたもの、最後のパスカットされたもの、すべてを合計して13個ある」
「むやみに不吉になりたがる数字やな」
「これを見ると日本はパスをつなげるチームとは言えへんのとちゃうやろか」
「そうかね」
「この試合を見る限り日本はつなげるはずのパスをつなげないチームである、という疑いを持たざるを得ない」
「次の試合ではそんなことないかもしれんで」
「そうそこが興味で、ギリシャ戦が楽しみなわけや」
「嫌な楽しみやな」
「いや、この楽しいというのはインタレスティングという意味の楽しみであってやな」
「だからいらん英語はどうでもええって」
「そんなこんなで」
「また次回」
「ご機嫌よう」
付録:相手が触った後の結末
ピンチ
PKを取られかける 1回
センターバックがイエローカード 1回
エリア内でシュートを打たれる 3回
計 5回
ピンチに至らず
ボールアウト 2回
相手ミス 1回
再び回収 5回
計 8回
全計13回
お久しぶりです!
待ってました!
スペインはなぜあんなに派手に散ってしまったのでしょうか?
素人的には中途半端に見えるデルボスケ采配に歯がみしながら見てました。
これからも楽しみにしてます!
2014/06/20 00:31 - ゴジラ
無題
更新待ってました!!
さてさて、日本は苦しい状況になりましたが僕が代表戦を見ていつも思うことは本当にパスサッカーを目指しているのか?
そもそもパスサッカーが今の日本に合っているのか?という疑問です。
管理人さんにここら辺を是非取り上げていただけたら嬉しいです!
今後も更新楽しみに待ってます(^^♪
2014/06/20 13:18 - TK
【蹴球計画】より ※この内容は蹴球計画のミラーサイトとして作成しています。詳細についてはこちら。