印象に残ったサッカー選手のなかで若手・出場時間長め・バックグラウンドの多様性を重視して選ばせてもらいました
特にGK谷口裕介と監督大槻毅は気合い入れてコメントも書いたので、見てくれるとうれしいです
GK
谷口 裕介(八戸)
5月にJFL浦安から緊急補強で加入すると、ゴールマウスを守り抜き八戸を上位に導いた。オールドルーキーとしてJリーグドリームを体現した
DF
毎熊 晟矢(C大阪)
プロ入り後コンバートから日本代表へ。代表でもいきなりフィットし能力の高さをアピールした
藤井 陽也(名古屋)
大きくてうまくて早くて全部揃っている。日本代表ではもちろん、OAでのオリンピック出場もみてみたい
岡村 大八(札幌)
札幌の戦術に完全にフィットし、圧倒的なスタッツを残した。そろそろ代表でもみたい
中塩 大貴(群馬)
GK以外では最多出場時間を記録。左利きのCB(SBが1人いるだけでビルドアップが劇的に改善することを教えてくれた
MF
久保藤次郎(名古屋)
藤枝を躍進に貢献、夏に移籍した名古屋でもスタメンを勝ち取った。持ち前の突破力でキャリアも加速させた
河原 創(鳥栖)
J3からJ1まで136試合連続フル出場中。怪我もしないカードももらわない鉄人。シーズンを計算する上で頼りになること間違いなし
佐野 海舟(鹿島)
ようやくJ1に移籍すると攻守に異彩を放った。日本代表でももちろん、個人的にはOAでのオリンピック出場、兄弟共演もみてみたい
紺野 和也(福岡)
卓越したドリブルスキルで福岡に初タイトルをもたらした。紺野1人で相手をめちゃくちゃにする試合もあって印象深かった(※メンバーの関係で左に配置させてください)。
FW
細谷 真大(柏)
プレス&裏抜けの圧倒的スピードで2桁ゴールを達成。レンタル移籍もなく高3の時からトップチームで成長するという近年では逆に珍しいパターンで、育成環境の多様さを感じさせる
長倉 幹樹(新潟)
群馬の過去最高勝ち点に貢献、夏に移籍した新潟でもファンに鮮烈な印象を残した。新潟の戦術に慣れる来シーズンはさらなる爆発に期待
監督
大槻 毅(群馬)
堅牢な442守備と攻撃時3バックの可変戦術で群馬を歴代最高勝ち点に導いた
スタッツをみると、シュートを打たれる回数はリーグ最多、カードとタックルはリーグ最少。相手に食いつかず難しいシュートを打たせることで試合を支配した。クリーンで我慢強いサッカーはみていて好印象
クラブ
FC町田ゼルビア
社長と監督を刷新し1年でJ1昇格を達成した
まるで毎試合をトーナメントのように戦う勝利に飢えたスタイルは、賛否両論の声もあるだろう。しかし、そうやってヒール扱いされることでかえって町田は一致団結しているようにもみえた
相手のブーイングすら自らの力に変えてしまう、底しれぬ不気味な強さを見せつけたクラブだった。J1の舞台でどのような結果になるのか、注目が集まる
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