今回のテーマは「ベストリリーバーイレブン」です
怪我人・突然の放出等の事由によりやり繰りの苦しくなったポジションをコンバートなどで助け、かつチームの成績に貢献した選手たち。全試合見終わって暫く経った2023/12/26締め切り当日時点での印象で選びます
※数値データはFootball LABより拝借
GK
馬渡 洋樹(湘南)
大黒柱ソンボムグンの長期離脱という大アクシデント、その後を支えてきた富居までもメンバー外。緊急事態となったリーグ戦の出場試合は9/16札幌戦(1-0)、9/24川崎戦(0-2)のわずか2試合だが、三番手とは思えぬまばゆい輝きを放った
とりわけ札幌戦では22本のシュート、19本のクロスを浴びながらシャットアウト
その同僚でありリーグの選出する10月MVPとなった富居、ジンヒョン離脱期を支えたC大阪のヤンハンビン、定着以降巻き返しの原動力となった柏の松本健太も候補としたが、第3GKという立場・試合単体でのインパクトから馬渡を選出した
DF
松原 健(横浜FM)
当人は主に本職の右SBで各試合をスタートしているが、選出理由はその周囲の状況。マリノスは最終ラインに離脱者の続出したシーズンで、小池龍太がシーズン全てを棒に振っただけでなく、本職CBが1枚しかいない試合も
松原は隣が3人の右CB、左利きの角田、喜田とコロコロ入れ替わっても大崩れせず、不安定な相方のコーチングやカバーリングは見事だった
キム・ミンテ(湘南)
最終的に降格圏から勝ち点5差で残留を決めたチームにあって、キムミンテが加入・スタメンを務めた12試合とそれ以外の22試合で前者において獲得した勝ち点が6上回る。(試合あたりの獲得勝ち点の平均は1.67と0.64)
エース町野まで退団し、不振に喘ぐチームをGK陣と共に救った立役者と見て間違いない
なおCBでは札幌の岡村も広大なスペースを一人で守ること多数の出色のパフォーマンスであった
本多 勇喜 (神戸)
当初はバックアッパーとして目された新加入選手にして相次ぐCB陣の負傷離脱を完璧にカバーし、年間のJ1優秀選手にまで選出されたヴィッセル初優勝の影の立役者
個人的にこの働きが公式に認められたことは他サポながらとてもうれしい出来事だった
MF
明本 考浩(浦和)
もはや明本が複数ポジションをこなすことは前提となりつつあるが、今シーズンは酒井宏樹のコンディションが安定せず、バックアップが十分な信頼を得られなかったために左利きの右SBで10試合弱をスタート
試合を重ねるごとに安定感を増し、自身が高負荷に負傷離脱するまでは右の最適解となった
酒井 高徳(神戸)
昨年までは左を主戦場にチーム状況で右を担当していた記憶があるも、今年は右SB固定でスタート。本職でのパフォーマンスは言うまでもないが、特筆すべきは齊藤未月・山口蛍の離脱後CHに移っての獅子奮迅の働きぶり
神戸の躍進を支えたソリッドな中盤の機能性を見事に引き継いだ
佐野 海舟(鹿島)
ほかの選出とはやや趣が異なるが、プレーそのものでチームを救った頻度は頭ひとつ抜けている加入初年度ながら自由に動く周囲の空けたスペースを前後左右に埋め続け、あらゆるボールを回収してピンチの芽を摘んだ
瀬川 祐輔(川崎F)
ハイライトはアクシデントで早々に左から右へ移った28節の湘南戦と左SBに抜擢された30節福岡戦。担当サイドに蓋をしつつ適切なタイミングで前に出て有機的に前線と絡む長所をいかんなく発揮
シーズンの中では家長やマルシーニョのポジションを代わるなど、層の薄いポジション・難しいタスクを担うことが多かった
安居 海渡(浦和)
ルーキーイヤーのリーグ戦6試合出場から二年目の今年はまさかの二列目起用が主体で31試合出場
ホーム開幕戦で劇的な決勝弾を決めると、主力の放出などで手薄になったトップ下のポジションに定着し、試合中に右SHとCHを併せた3ポジションを行き来するなど過密日程を支えた
FW
キャスパー・ユンカー(名古屋)
リーグ戦で決勝点が7試合、自らのゴールで引き分けに持ち込んだ試合が(ゴール後に追いつかれた展開も合わせると)4試合。チーム唯一の得点者となっている試合も7試合
ストライカーとしての責任を一身に背負い、実際に結果を残してきたという点で右に出るものはいまい
ドウグラス・ヴィエイラ(広島)
時間の長短はあれど、HT以降の出場18試合・計542分で8得点はひと試合あたり1.33得点のハイペース途中出場から結果を残してチームを勝利に導く働きぶりはまさしく好リリーフと言えるのではないか。
監督
岩政 大樹(鹿島)
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クラブ
アビスパ福岡