選考理由(2022)



mokichi


GK

上福元 直人(京都)

行ったり来たりが多くなる京都のスタイルではGKも忙しくなるが、予測と反応で“神福元”のごとく降臨し続け、J1で最も際立った守護神


DF

小池 龍太(横浜FM)

JFLから努力を重ねてJ1優勝に駆け上がったストーリーに加え、左右問わずタフに戦えて上手い。SBに求められることが多い時代に光を当てたくなる


藤井 陽也(名古屋)

出番を与えられなかった前体制での難しい時期を乗り越えて一皮むけた。跳ね返す力とボールを運び出す力の両方が高く、もっと評価されていい


アレクサンダー・ショルツ(浦和)

2年連続で選びたくなるほど、CBからあれだけボールを持ち出して攻撃に加われる選手はいない。落ち着き払ったプレーは門番にふさわしい


佐々木 翔(広島)

スキッベ監督が来てより強度の高いサッカーにチャレンジした中でも、攻守に高いレベルで関わり、さらに能力が引き出された。そして怪我をしない


MF

奥埜 博亮(C大阪)

“良い立ち位置”とは何かを知っている。どこに立てばチームが円滑に回るかを考え、走ることをやめない。どのチームもいてほしいと思わせる選手


川村 拓夢(広島)

愛媛でもポテンシャルは示していたが、左足が猛威を振るった8月以降は打てば何かが起こる状態でインパクト絶大。角度のないところからのシュートは絶品


水沼 宏太(横浜FM)

先発1試合に終わった昨季から挽回して7ゴール。内側でもプレーできるようになった成長と同時に、チームの顔として引っ張ったのも高く評価したい


西村 拓真(横浜FM)

開幕前は様々なポジションで使われるかと思ったが、終わってみればトップ下に君臨。走行距離ランク常時1位の運動量は凄まじく、それでいて二桁ゴールは立派


満田 誠(広島)

大卒1年目でここまでの活躍は驚き。連続して動ける、ゴールに突進できるパワーも魅力。9ゴール8アシストは十分に誇っていい数字


FW

小川 航基(横浜FC)

J1の得点ランキングが寂しい結果に終わったため、あえてJ2得点王を選出。横浜の水が合っていたか、これまでの鬱憤を晴らす大爆発。来季J1での期待も込めて


クラブ

FC東京

アルベル監督を迎えて大改革の1年目だったが、最初に勝点を取って危機を回避しつつ、徐々にスタイル深化に移行する作業は簡単ではないのに、見事にやり遂げたから


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