2009/09/12 リーガ・エスパニョーラ 2節

エスパニョール 0-3 レアル・マドリー

監督 マウリシオ・ポチェッティーノ
フォーメーション 1-4-4-1-1


「さて」

「2009年、2010年シリーズも始まり」

「すでに第5節が終了した今日この頃」

「遅まきながら、4節までのマドリーについてまとめてみようかと」

「実に遅まきやな」

「遅いついでにまずは、2節のエスパニョール戦を見てみようかと」

「先発はこう」

「40分にグラネロが見事なゴールを決めて1-0」

「マドリーリードのままハーフタイム」

「明けて後半開始」


46分:中村 → コロ、イバン・アロンソ → デ・ラ・ペーニャ

「エスパニョールは2人交代」

「中村に変えてコロ、イバン・アロンソに代えてデ・ラ・ペーニャ」

「これは、当然で、攻めるならこの方がいい」

「今のマドリーはどう組んだところで、下のスペースが空く」

「またこれか」

「いつまでたってもこれやな」

「なんにしてもそこを突くには縦に早いコロをサイドに置き、長いパスを出せるデ・ラ・ペーニャを中に置けば良い」

「どっちかと言えば開始から、こうしておいた方が相手の弱点を狙いやすい」


65分:ベンゼマ → クリスティアーノ・ロナウド、73分:イグアイン → ラウール

「クリスティアーノ・ロナウドが一番前か」

「前線のこの形は、今後もよく見ることになりそうやな」

「マドリーは相変わらずフラフラとした試合を続け」

「77分にグティが2点目」

「3分後にマドリーが最後の交代を行う」


80分:カカー → ラス

「中盤を締める唯一の方法という感じやな」

「締めたわりにはグティがサイドに来とるけどな」

「ちなみにこの時のベンチはファン・ニステルローイ、ドレンテ、ガライ、ドゥデク」

「サイドを埋めるにはドレンテに頼むしかないのか」

「まあそういうことになるわな」

「最近のマドリーでよく見る中盤から前の組み合わせは下の通り」

「上で見たようにサイドが行きっぱなしになることが多く、赤い場所が空く」

「バックが4-2という配置はサイドが極めて弱い」

「マドリーはよくここからクロスを喰らって、ウィーという場面を迎える」

「ヘレス戦なんかもそうやったな」

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「特に後半、右サイドからのセンタリングをよく上げられていた」

「その意味でヘレスのカルロス・カルボは良い働きだった」

「上の配置でこのサイド問題を解決するには、下のようにやるのが一番手っ取り早い」

「クリスティアーノ・ロナウドが下がるのか」

「守備というのは結局最後は数が必要で、カカーを下げるよりは9番を下げた方が良い」

「これはあれを思い出すな」

「なんや」

「ジダンとフィーゴがいて、チャンピオンズでバイエルンとやった試合や」

「あの日のフィーゴは凄かった」

「守備の方でな」

「エウベルのシュートのを寸前でカットしたのは、彼のベストプレーの一つに数えられる」

「しかしクリスティアーノ・ロナウドがこの役を引き受けるようになるかね」

「なるもならないも、結局最後はそうせなしゃあないで」

「ペレグリーニの腕しだいかね」

「腕というか人格というか」

「カカーとクリスティアーノ・ロナウドは、下の形で使いたいところではある」

「オプションとしても有力やな」

「これだとサイドに問題が残る」

「右か左にコロやらマキシ・ロドリゲスのような選手が欲しいところやな」

「ドレンテが使えれば一番良いのだが」

「はたして去年からどれほど良くなったのか、今ひとつ不明な点である」

「今後、マドリーで問題になりそうな点を一枚絵にすると下のようになる」

「中盤のサイドで走って全体を支える選手の不足」

「左サイドバックのマルセロ」

「守備が非常に危ない」

「最後にセンターバックから組み立て」

「例えばアルビオルとメッツェルダーでは厳しい」

「その点ではガライが一番上手い」

「最後はペペ、ガライかね」

「それが一番ええと思うけどな」

「後ろから組み立てるという点では、ここ数年ハルケが一番の注目やってんけどな」

「もう二度と見ることができなかと思うと非常につらい」

「実は突然過ぎて、あんまり実感がわかへんかったんやけどな」

「そうなんか」

「試合前、スクリーンに映ったハルケを見てもう帰ってこないんだというのがわかった」

「そうか」

「マドリーの全体に関する話はここまでですが」

「何かと話題のクリスティアーノ・ロナウドの個人技についてこちらにありますので、よろしければどうぞ」

「しばらく更新が不安定になるかと思いますが」

「今シーズンもよろしくお願いします」

「そんなこんなで」

「また次回」

「ご機嫌よう」

はじめまして。
ただただ待ってました。
これからも本当に楽しみにしてます。
2009/09/27 22:58 - 0202

無題
更新待ってました。
いつもお疲れ様です。
2009/09/28 00:09 - alex

待っていました。
これまでの更新速度を考えると、もう更新されないんじゃないかと本気で心配していました。
いつもは読ませて頂いているだけですが、思わず書き込みさせて頂きました。
これからも楽しみにしています。
2009/09/28 13:06 - ドイツ

無題
CL決勝の記事を楽しみに待ってます!
2009/09/28 17:59 - GJ

Re:無題
今年はどこが進出するのでしょうか。
楽しみです。
2009/10/29 16:44 - studio fullerene C60

無題
3FW・3MFにするのはどうでしょうか。
カカ・ロナウドがアンタッチャブルだとすれば、彼らにラウルかベンゼマを加えて3FWを形成し、アロンソ・ラスにグティかガゴで3MF。
もちろんサイドに穴があるシステムですが、現状よりは少しはマシになるのではないかと。
若干CH(MF)の質が落ちる気はしますが。
2009/09/29 22:04 - 酩酊] WEBLINK[URL] EDIT[]

無題
3FW・3MFにするのはどうでしょうか。
カカ・ロナウドがアンタッチャブルだとすれば、彼らにラウルかベンゼマを加えて3FWを形成し、アロンソ・ラスにグティかガゴで3MF。
もちろんサイドに穴があるシステムですが、 現状よりは少しはマシになるのではないかと。
若干CH(MF)の質が落ちる気はしますが。
2009/09/30 00:33 - 酩酊] WEBLINK[URL] EDIT[]

Re:無題
システムをどういじっても、組み合わせをどう変えても、根本的には選手の不足で上手くいかないと考えています。
その中でどれがよりましか、という試行錯誤の中で、おっしゃる3MFの傾向をどんどん強めているようです。
12月までにどうなるのか、はたして理屈を超えるバランスが出現するのか、非常に興味の持たれるところです。
2009/10/29 16:44 - studio fullerene C60

今季も楽しみにしています
先ずは更新ありがとうございます。
今期のレアルもやはりブリリアントな選手補強が目立ち、縁の下の力持ちがいないのが残念ですね。マケレレ、ジェレミなどが懐かしいです…
蹴球計画様が新シーズンを迎えられて私もようやく開幕した気がします(笑)
2009/09/30 00:52 - joe

Re:今季も楽しみにしています
大穴がぼっこりでも、中盤から前の選手の才能という意味では、近年まれにみる状態になりました。
実にらしい構成と言えると思います。
今シーズンもよろしくお願いします。
2009/10/29 16:40 - studio fullerene C60

今更ですが・・・
今更なんですが昨シーズンのCL決勝のユナイテッド対バルサの分析はないのでしょうか?
図々しくもあるとすごく嬉しいのですが・・・
2009/10/30 22:26 - rarirooney

あのさ
図々しいと思うなら黙ってればいいんじゃね?
自分のために人をタダで働かせるとか最低ってレベルじゃないだろ
そりゃあったらいい試合は色々あるけどさ
2009/10/31 10:40 - NONAME

すいません
NONAMEさんへ
軽はずみな発言で不快にさせてしまってすいません。今後このような事がないよう、気をつけます。

管理人さんへ
この度は軽はずみですいませんでした。
いつも素人の私にもすごく分かりやすく面白い構成になっていて、楽しく拝見させていただいてます。
これからも更新頑張ってください。
2009/10/31 15:10 - rarirooney

ロナウドの1トップについて
はじめまして。いつも拝見させて頂いています。

途中に書かれていますロナウドの1トップについてですがロナウドはどのような動きをするのが理想なのでしょうか。
友達とレアルについて話すとロナウドの1トップは、適正がない、という答えが多いです。スピードが生きないと。
たしかにそうは思いますがドリブラーの印象というか2~3年前のイメージが強いためだと思います。私もそのイメージが抜けませんが。

簡単にでもご意見を教えていただけたら幸いです。
よろしくお願いします。
2009/11/02 22:34 - banana

Re:ロナウドの1トップについて
相手が前に出ざるを得ない状況であれば、スペースが生まれます。
そうなれば、スピードがいきます。エスパニョール戦で裏に抜け決めたシーンなどがそうです。
クリスティアーノ・ロナウドは、斜めに動いてサイドバックの裏を突くのにも適していますし、
それをフェイントにサイドバックの前でボールを受けてポイントをつくる目的にも適しています。

相手が引いて守る状況と相手が上がらざるを得ない状況でワントップに求められる資質はまったく異なります。

彼をワントップにするオプションは、例えば、チャンピオンズリーグのトーナメントで初戦がアウェイの時や、リードを奪った二戦目などに極めて有効になります。
ただし、現状ではサイドが弱すぎるという問題があるのは、本文の通りです。

またなにかありましたらお寄せください。
2009/11/05 11:12 - studio fullerene C60

【蹴球計画】より ※この内容は蹴球計画のミラーサイトとして作成しています。詳細についてはこちら

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