2008/12/06 リーガ・エスパニョーラ 14節

バルセロナ 4-0 バレンシア

監督 ジョゼップ・グアルディオラ
フォーメーション 1-4-3-3


「では次にバルサとバレンシアに行くで」

「ええで」

「先発はこう」

「アンリのハットトリックもあり、バルサが4-0で勝つ」

「この試合はバレンシアが謎やな」

「謎かね」

「バルサの一点目は次の形から入った」

「自陣のエリア内からマルケスが前方にパス」

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「それがトゥレに渡る」

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「前にドリブル」

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「ラインの裏へとパス」

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「左から前に抜けたアンリがループで決める」

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「まことにおかしな流れやろ」

「マルケスがパスを出して、トゥレがボールを蹴るまでがおかしいな」

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「上の一枚目から二枚目まで40m程度あるが、ボールに一切プレッシャーがかかっていない」

「バレンシアは引いて守ってたということかね」

「それで一本のパスで裏取られたら意味ないやろ」

「まあな」

「おまけにそれ一回というわけでもない」

「下ではアウベスがボールを持っている」

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「縦に大きくパス」

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「メシが完全に抜ける」

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「ナイスパスやな」

「そらパスもナイスやけど、守備も滅茶苦茶やろ」

「まあこんな日もある」

「バレンシアというのは普段から、ただひたすら守備を固めて相手がこけるか、ビジャに上手くボールが出れば一点というサッカーなわけや」

「また極論君か」

「それがこんな形で裏を取られていたら何の意味もない」

「バルサに対して中盤でトゥレを押さえなければいけないというのは、守る上での公式みたいなもんで、それを何十メートルもフリーにするというのは、よくわからんといえばわからんな」

「しかしバレンシアのファンはどう思ってるんやろな」

「何を」

「ラニエリが来てサッカーがつまらんといって批判し、キケに対しても同様やったやろ」

「そんなこともあったな」

「それで行くと今のウナイ・エメリがやってるサッカーは最低でファンは、はたしてどのような気持ちで見ているのか気にならんかね」

「去年と比べたら成績は良いし、今のところ満足なんちゃうかね」

「そうなんかね」

「それに、若い監督でエメリのような監督が増えてるのはスペイン全体の傾向ちゃうか」

「石橋を叩くタイプか」

「叩いた上でもういちど別の方法で調査する感じやな」

「そう言えば、いつも前に出るバジャドリーのメンディリバルは何歳や?」

「47歳らしいで」

「若いな」

「エメリは37歳やけどな」

「まだ選手でもいけるな」

「それは無理やろ」

「アングロマなんか40位までやってなかったか」

「何にせよ、メンディリバルタイプとエメリタイプのどちらが主流になるかというのは、今後20年くらいの注目かもわからんな」

「そんなこんなで」

「今回はこの辺で」

「また次回」

「ご機嫌よう」


【蹴球計画】より ※この内容は蹴球計画のミラーサイトとして作成しています。詳細についてはこちら

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