2007/11/28 UEFAチャンピオンズリーグ Group League
ヴェルダー・ブレーメン 3-2 レアル・マドリー
監督 トーマス・シャーフ
フォーメーション 1-4-4-2
主力を欠いたヴェルダー・ブレーメンに、ほぼベストのレアル・マドリーが敗れた試合。
先発
試合開始直後、ロビーニョを追ってスピードを上げ過ぎたフリッツが足の筋肉を痛め交代し、下の配置に変わる。
5分:(0-0)フリッツ → トシッチ(怪我)
左サイドバックだったパサネンが右に入りトシッチが左に入る。
レアル・マドリーのマルセロが赤く囲まれている。
これはこの部分の守備が非常に弱いことを示している。
マルセロは攻撃で非常な威力を見せる。しかし守備は一対一、ポジショニングともに悪くスピードに頼っているだけである。
ここが組織的な守備のできないレアル・マドリーの中でも最も薄い。
ヴェルダー・ブレーメン
ヴェルダー・ブレーメンは後方から丁寧にパスをつなぐサッカーを志向している。
しかし選手の能力というのはそれほど高くない。
特にこの試合では赤く囲まれた選手に組み立て段階でのミスが頻発しており、以前ムルシアにいたダニエル・イェンセンのみが常に落ち着いてパスをさばいていた。
他の選手は自陣でのミスが多く、それがために多くのピンチを迎えた。
しかしそのような状況でも、一切引くことなく戦うのがこのチームの著しい特徴であり、監督であるトーマス・シャーフの信念をうかがわせた。
また上の図の上部に並んでいるのはこの試合に出場していない、今シーズン出場時間の長い選手である。さらにはフリンクス、ボロウスキーといった選手も欠けている。
これに対しレアル・マドリーは怪我のカンナバーロを除き、シュスターのベストメンバーだった。
【蹴球計画】より ※この内容は蹴球計画のミラーサイトとして作成しています。詳細についてはこちら。