2008/03/08 リーガ・エスパニョーラ 27節
サラゴサ 2-1 アトレティコ・マドリー
監督 ハビエル・アギーレ
フォーメーション 1-4-4-2
先発
サラゴサの新監督、マノロ・ビジャノバは、1-4-1-4-1を採用した。
中盤の左サイドにセルヒオ・ガルシア、右サイドにガビを配した。
選手、ボールの動き
攻撃では左サイド前方に位置するセルヒオ・ガルシアが中心となる。
ディフェンスラインからパレーデス、中盤からマトゥザレムがパスをさばく。
左から前に運んだボールを、主にディエゴ・ミリートとオスカルがシュートにつなげる。
オスカルはフォワードとボランチの中間にあたるこのポジションで、最も能力を発揮する。
サイドバックは右のディオゴが頻繁に上がる。
攻撃における平均配置
ボールを持った際、各選手の平均的なポジションを表している。
右のガビの縦に出る力が弱く、このスペースを活用するためにディオゴが上がる。
しかしこの方法ではディオゴに大きな肉体的負担がかかる。
控え選手の具合
まんべんなくカバーされている。
セルヒオ・ガルシアが不在の場合、チームの機能が著しく低下する可能性がある。
これまで左前方のポジションはアイマールの指定席であった。しかし今シーズンは鳴かず飛ばずの状況であり、多くを期待することはできない。
結論
1-4-1-4-1に向いた選手が揃っており、チームとしての矛盾は少ない。
ただし左サイドをセルヒオ・ガルシアが持ち込んだ後、中央が薄く得点につながらない可能性がある。
これを改善するため右サイドでディオゴを一つ前に出し、サイドバックにチュス・エレーロなどを入れる可能性がある。
【蹴球計画】より ※この内容は蹴球計画のミラーサイトとして作成しています。詳細についてはこちら。