並走状態から体をぶつける(ロベン)


2人の選手が並走状態でボールを追う。
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赤い選手は早くボールに到達しようとする。

白い選手は相手に体を当てる。
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同じ結果が下にも見られる。
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当たりに行く方が必ず勝つ。

このような接触を狙うプレーが一般的かどうかは国にもよる。
例えばオランダでは草サッカーであっても、このような状態で骨がきしむほどのショルダーチャージが見られる。

相手との接触を避ける傾向の強い国においては、初期段階でこれを技術として教える必要がある。


続き:複数を相手に一対一を作る

この技術
そう言えば、Jを見ていても、50:50のボールが出たときにFWの選手などがこのようにして、ボールをキープしたことが見たことがありません。
かといって、EUROの決勝のトーレスのように、強引に体を入れ替えるようなプレーも見たことがありません。
国際試合で、日本代表の選手が「Jのつもり」で倒れてファールを取ってもらえないというシーンを時々見かけます。

私はサッカー経験者ではないので、何とも英内のですが、「相手に当たる」ということも一つの技術だという考えが、日本にはないように感じます。

その点、ラウールなどは上手いですよね。何年か前のソシエダ戦だったでしょうか。
モリエンテスのスローインを直接決めていましたが、相手に当たられながらもボールプロテクションをして、ゴールに流し込んでいました。

先日取り上げていただいた、一度当たりに行って離れる技術などもそうです。
決定力とは技術の総称というお言葉、なるほどなぁ、と改めて感じる次第です。
2009/02/03 16:55 - ZERO

Re:この技術
これは、人からまた聞きした話なのですが、
昔、釜本のサッカー本というものがあり、そこでは、基本のインステップの項目が、「軸足を相手とボールの間に入れ、ボールを守りながら・・・・・・」
といった感じのことから書き出されていたそうです。

プロテクションを第一に考えながら技術を組み立てるということは、当然、相手とのコンタクトを想定した体系になるはずです。
その考えが個人にのみ付随するものであった可能性もありますが、日本にも相手に当たることを技術の一つとする考え方があったのではないかと思われます。

ただ、現在のプレーを見ると、おっしゃるように、接触をしないでプレーする傾向が強いと思います。
また、当たらないでプレーできる人を上手いとする傾向もあるように思います。

ジダンやロナウジーニョを見ると、ボールプロテクションが非常に上手いことがわかります。
特にロナウジーニョの前にドリブルをしながら、後ろから追ってくる選手をプロテクションのみで無効化する技術は極めて見事です。

加えて、名前を挙げられた、ラウールは当たることの名人です。
彼のゴール前での動きは、守備者を押さえることを目的に組み立てられています。
昔、CLで、バイエルン・ミュンヘンのリンケの顔に肘を入れたプレーなどが典型で、あれはボールプロテクションの延長で意図的に肘を当てに行っています。

ピッチ上での障害物というのは、自分の体、他人の体、たまに審判、以上が主なものです。
それをいかしてプレーする、それを利用してボールを守ることは、技術的に非常に大きな意味を持ちます。
うまく当たるためには、高い精度で相手の動きを予測しなければならず、これは、サッカーの上手下手に直結すると考えます。

この技術を習得するにあたって、審判の問題は非常に大きいものです。
特に高校の部活動においてそうだっと思いますが、サッカーを教育の延長線上と捕らえ、
審判がやたらぴっぴかぴっぴか笛を吹き、少しでも汚いことや、抗議をすれば即イエローという世界でした。
それを引き受ける形で、Jリーグの笛も非常に教科書的なものでした。
そんな環境で選手を育てながら、国際試合で負けると、やれマリーシアが足りないだの、コンタクトが弱いだのという話が出ます。

これは無茶な話で、バスケの選手にいきなりサッカーをさせて、お前は足技が下手だと言うくらいの無理があります。
現在の判定基準がどうかはわかりませんが、コンタクトに強い選手、プロテクションの上手い選手を育てようと思うなら、その辺りの改善は必須であろうと考えられます。

最後になりましたが、返信が非常に遅れましたことをお詫び申し上げます。
2009/02/27 10:41 - studio fullerene C60

【蹴球計画】より ※この内容は蹴球計画のミラーサイトとして作成しています。詳細についてはこちら

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