遠距離からの楔型インステップキック(アベル・バルボ)
弓型
楔型インステップキックによるロングキックについて、アベル・バルボ、エウゼビオ・ダ・シウバを例として見る。
この2人を取り上げる理由は後に述べる。
楔型を用いたロングシュート
(画像出典:Abel Balbo goal ※リンク切れ)
シュート地点
モーション
ボールを追う赤い選手がバルボである。
以上のキックが楔型であるか否かを見るため、弓型を用いたクリスティアーノ・ロナウドのものと比較する。
軸足の踏み込み
蹴り足踵の最高点
フォロースルー
以下、両者の差を見る。
踏み込み時の姿勢
クリスティアーノ・ロナウドは大きく後方に反っている。
バルボにそのような動きは見られない。
右のクリスティアーノ・ロナウドは軸足から肩にかけて全体に斜めになっている。
これに対し、左のバルボは上半身は鉛直方向に伸びている。
フォロースルー
右のクリスティアーノ・ロナウドは体が横に流れている。
左のバルボは体が縦に閉じている。
以上はバルボのキックが楔型であることを示している。
楔型のインステップキックでも、十分遠距離からシュートを決めることができる。
次に別の選手の楔型によるロングシュートを見る。
【蹴球計画】より ※この内容は蹴球計画のミラーサイトとして作成しています。詳細についてはこちら。