欧州のサッカーを満喫しながら、日々を徒然に暮らす者。日々サッカーの複雑さと深淵さを実感しながら、可能な限り最先端のサッカーに近づくことを目指す。
翻訳・インタビュー・戦術分析など、広く浅く楽しんでおります。
ブログ
サッカーライター・結城康平と愉快な仲間たちで運営するディ アハト編集部が戦術分析やインタビュー、学術的視点での記事、海外のマニアックな記事紹介から多彩なライター陣による寄稿記事まで、多角的な視点からサッカーをより深く楽しめるニュースレターをお届けします。
著書・翻訳
ミケル・アルテタ アーセナルの革新と挑戦
チャールズ・ワッツ (著), 結城 康平 (翻訳), 山中 拓磨 (翻訳)
2019年12月、アーセナルの監督に就任したミケル・アルテタ。若き指揮官の眼前には、さまざまな過酷な課題が山積していた。
かつての勢いを失っていたチーム、空席が目立つスタジアム、そして新型コロナの蔓延、厳しい財政事情……。
アルテタは選手たちやチームスタッフたちの力を得ながら課題の克服に着実に取り組み成果を出してきた。
そして今やタイトル争いをするほどまでアーセナルは“復活”した。
新しいチームづくりに向けたミケル・アルテタとアーセナルによる「革新と挑戦」の軌跡を追った1冊。
- 前書きより -
フットボールヴィセラルトレーニング
無意識下でのプレーを覚醒させる先鋭理論[導入編]
ヘルマン・カスターニョス (著), 進藤正幸 (監修), 結城康平 (翻訳)
教育・芸術の創造性にも通ずる「無意識」をトレーニングする新時代到来
神経科学の実用 → 瞬間的な認知の獲得 → プレー実行スピードの加速
アーセン・ヴェンゲルは「サッカーの試合を変革する次のカギは、神経科学だ。次に学ぶべきステップは、脳のスピードなのだ」と言った。
なぜなら現代サッカーは肉体的、戦術的ともにもはや極限のレベルに到達し、リオネル・メッシが1秒でプレーを解決するように、今や無意識下でのプレーを覚醒させるフェーズを迎えているからだ。
2022年のカタール・ワールドカップを制したアルゼンチン生まれの「ヴィセラルトレーニング」は、神経科学を実用的に用い、無意識をトレーニングすることで、瞬間的な認知を可能にし、プレー実行スピードを加速させる。
ドリルトレーニング、アナリティックトレーニングといった伝統のトレーニングを覆し、エコロジカルアプローチ、ディファレンシャルラーニングのさらに上を行く「本能、直感を刺激する」先鋭のトレーニング理論がいよいよベールを脱ぐ。
- 前書きより -
サッカー戦術の最前線
試合を観るのが10倍楽しくなる
サッカーの「何がどうしてそうなった?」のがわかる!
「現代フットボールにおける戦術とは何か?」という問いに対して、答えることは簡単ではありません。
筆者は偉大なる多くの監督がヨーロッパで築いてきた歴史、それに触れることが「戦術を知ること」だと考えています。
それはボードゲームでも同じだと思いますが、将棋の「矢倉」という囲いの「定跡」を学ぶことは先人たちの思想を辿ることです。
多くの人々が必死に考え続けたからこそ、今の世に定跡が受け継がれています。
弱点が発見されれば廃れることもありますが、それでも試行錯誤の歴史は変わりません。多くの名勝負が繰り返され、それが時代の足跡を刻んでいきます。
フットボールというスポーツは、歴史的にチェスにも例えられてきました。
欧州文化における「知の象徴」のように、両チーム11人の選手たちがボールを追いかけるスポーツも徐々に洗練されていきます。
テーマが壮大であればあるほど、それに挑む価値はあると思います。
そういう意味では、最先端のサッカー戦術を初心者でもわかるように説明するという本書は自分にとっても新たなチャレンジとなりました。
それはある意味で最も難しく、軽視してはならないものだと思っています。
物語仕立てということもあり、元々は小説を書きたかった過去がある自分にとっては、少し「懐かしい気持ち」にもなりました。
この本を読んだ後、サッカーの戦術に少しでも興味や関心を抱いていただければ、これ以上の幸せはありません。
- 前書きより -
欧州サッカーの新解釈。ポジショナルプレーのすべて
日本サッカーが世界で勝つにはポジショナルプレーを知らなければならない。
「ポジショナルプレー」を日本のサッカー論談に持ち込んだWEB発の新世代ライターが徹底解剖!
- Amazon紹介文より -
“総力戦“時代の覇者 リバプールのすべて
30年ぶりの国内リーグ制覇!ゲーゲンプレッシングとポジショナルプレーの融合、
闘将クロップを支える謎の専門家集団、勝利を再生産するフロントの経営戦略。
「復活した名門」の秘密にWEB発新世代ライターが挑む。
- Amazon紹介文より -
フットボール新世代名将図鑑
今、欧州を中心にペップ・グアルディオラ、ユルゲン・クロップをトップの座から引きずり下ろそうと、
最新鋭の理論を武装した「青年監督」たちが虎視眈々と牙を研いでいる。
フットボールの未来を担うユリアン・ナーゲルスマン(RBライプツィヒ監督)とぺパイン・ラインダース(リヴァプールアシスタントコーチ)を筆頭に、
現在のトップ監督を蹴落としていくモダンフットボールの申し子たちを一挙に収録。
思考、ゲームモデル、相関図、将来像などを紐解きながら、近未来のフットボール界を牛耳る監督を占う。
- Amazon紹介文より -
エクストリームフットボール
欧州の勢力図を塗り替える巨大ドリンクメーカーの破壊的戦略
アンチ上等! サッカー界の既成概念を「再配合」するレッドブル帝国の正体
衝撃的ともいえるそのスピードと徹底的なチームの献身性――。
レッドブル・ザルツブルク、RBライプツィヒなどの背後に君臨するレッドブルグループは世界中のスポーツ界で勢力を伸ばしつつある。
一方でピッチ外でも展開されるマーケティングによって利益を得ることに長けた彼らのアンチも少なくない。
巨大エナジードリンクメーカーがなぜサッカー界に照準を合わせたのか、アンチも注目せざるを得ないその巧妙かつ革命的な戦略史を辿る。
- Amazon紹介文より -
TACTICAL FRONTIER
進化型サッカー評論
サッカー戦術の最前線は近年急激なスピードで進化している。
インターネットを通じて国籍、年齢、プロアマ問わず最先端の理論が共有されるボーダーレス化の先に待つのは、どんな未来なのか。
世界各国で起こり始めている“戦術革命”にフォーカスし、複雑化した現代サッカーの新しい楽しみ方をWEB発の新世代ライターが提案する。
- Amazon紹介文より -
寄稿
footballistaに寄稿した記事まとめ
対談
結城康平 × らいかーると「ポジショナルプレーVS和式」論争
中村憲剛 × 結城康平「川崎Fが、ポジショナルプレーを実装できた理由。言葉を知らなくても、概念には到達できる」
中村憲剛 × 結城康平「田中碧と守田英正が、代表で輝きを放てる理由。海外移籍は、すればいいものではない」
フェイバリット
br> br>